連日手が痛くなっております…！
うおお！！；；；；；
龍虎の34
龍飛王がモヤるお話…！
オリジナル【四人の王】妄想より
龍飛王×鼓翼
龍飛王と鼓翼のこれから
伝説の時代、またはそののち
龍飛王は鼓翼が人に望まれて王になったことを知っている
人々に切望されて、英雄としての鼓翼―――要するに中天の王が生まれたと
人の口と手によって伝わった伝承の因果関係などどうでもいいし
帝の名が後付けであることは十分に理解しつつ
同時に鼓翼の存在というものを改めて頭で理解した
人に望まれた王は、人が望む世界を―――平穏を築き上げたのち
四方の土地と中天を平定した象徴が必要がなくなったために、鼓翼はいなくなった
王は王である限り王なので※多い※存在そのものがなくなることがない
いつかどこかで書いたけれど、王なくして世界は成り立たないからだ
生き物は王の存在を知らなくても良い
知っていても、王はなんら手助けをしない
なぜなら人の心を理解する必要がないから
けれど鼓翼はそうではなかった
今はこうして龍飛王とともに過ごし、睦みあって※種付けされて※いるけれど
仮に人々が鼓翼という希望を必要とした時は
おのれの使命を嗅ぎ取って、帝としての鼓翼が目覚め、行ってしまうのだろうと龍飛王は識った
それはすなわち、龍飛王と鼓翼の蜜月の終わりを意味した
龍飛王に感情はない
でも、世界や人に、鼓翼を奪わせはしないという欲はあった
鼓翼にいだく肉欲や食欲と同等の強さで
龍飛王は鼓翼を、世界が望むように手元から行かせたくないと考えた
考えると暗くなるけど
龍飛王は鼓翼を手放すくらいなら※正確には鼓翼が龍飛王の前から消えるなら※
世界を絶えさせてもいい
無にしてもいい、と考えたかも
龍飛王は創始の闇だし
でもそうすると再び鼓翼はここに戻って来られなくなるかもしれない
伝承で王たちはいなくなったけど※王たちの存在は伝説だったので人の口にのぼらなくなったとも言える※
鼓翼が世界を平らげたあと、なぜか中天の帝の結末は語られずいる
地上を平定したのちの平和と安息の言葉だけが生き残った
伝承なんて大抵はそんなものだとは思うけれど
龍飛王たちは王だから存在そのものがなくなることはないんだけど
鼓翼は鳳舞王と虎嘯王の間に生まれているので、生まれながらの王ではなかった
なので、いなくなったということは、必要とされなくなって消えた、とも考えられる
でも鼓翼は今、龍飛王と出会って色々あって、一緒に暮らしてえっちも毎晩している※元気※
エロするたびに鼓翼は龍飛王のことを「好きだ」と言う
繰り返し、龍飛王に伝えるんだよね
ずっとそれを言いたかった、みたいに何度も
それが今の鼓翼の真実なんだと龍飛王もわかっている
今の鼓翼は、鼓翼が選んだ、あるいは龍飛王が望んだ鼓翼の姿なのかもしれないけれど
鼓翼が自分の意思で龍飛王を見定めた事実に間違いはない
龍飛王には底知れぬ知識の王だという魅力があったから
でも仮にもし人が英雄というものを再び世に求め出したら、それは鼓翼になるだろうと龍飛王は知っていた
そんなことは絶対に…とは断言できないけれど、龍飛王はさせないけどね
龍飛王は鼓翼とめっちゃ一緒にいたかった
期限なんて必要ないくらい、鼓翼とずっとエロしたかった
種付けしまくってあんあん喘がせたかった※こら！※
鼓翼が伸び伸びと羽を伸ばして、ころころと仔虎のように転がって、そして龍飛王を確かめて心の底から微笑う
それが、龍飛王の蜜月
鼓翼にとっても、龍飛王に求められて、自分からも求めて
好きだって心底から思って告げて、欲しがられている今が一番幸せで、それが真実であればいいなと思う
まあ、何かあったら俺がいるし、みたいに豹變王は思っていそう（笑）
豹変できる…あるいは、世界を豹変させられる王がいるので、多分安心していい
…というか、龍飛王と鼓翼には今度こそ幸せになってほしいし…！
豹変の意味は、【裏本・創世】に収録していますが
君主が良い君主に変わることで、元々はわるい意味で用いられていた言葉ではないんですね
豹變王は実はすごい、…という意味もあったのかもしれないです
今のところは謎ですが！（笑）
とりあえず、不安が残るお話ですが
鼓翼が生まれながらの王ではなく、人々の希望であるということは※象徴であるということは※
いつかは龍飛王の元から去って、世界の希望になるんじゃないかという一抹の疑念から起こしたテキストでした
仮に鼓翼がどこかへ行っちゃうなら、龍飛王もついて行けばいいんじゃない？？、とは思いますが（笑）
知の王なんだし…！
でもやっぱり、龍飛王は自分だけの鼓翼を手放したくないみたいです
それくらい本当に、龍飛王は飽くことなく、中天の時から鼓翼にのめり込んでいたのかも
一応鼓翼は宿敵の鳳舞王の関係者だし、眼中に入れたくはないと思っていたはずだけれど…
ちなみに、このテキストを書き起こそうと端末を開いた途端に液晶の画面が端から黒ずんだので
龍飛王、怒った！？…と思ったのは秘密です※単なる部品の寿命※
鼓翼と離れる話なんて絶対に書くな、って、龍飛王が思ったのかは謎です（笑）
わはは！！
これからも龍飛王には鼓翼をエロエロさせるので安心してください…！
ただ、鼓翼という存在は人の都合で生まれたような節があるので、とても危うい存在ではあると思います
もしかしたら、誰かが守ってやるべきなのでは…
だから龍飛王たちが近くにいるのかもしれません
なんだかんだと鼓翼自身の魅力も要因としてあるとは思いますが…！
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