にんじん等のお野菜の買い出しの時に思い浮かんだお話(笑)
加熱しないままでもにんじんはおいしいです…が
やはりものによりますね…@@
オリジナル【四人の王】妄想より
龍飛王×鼓翼
声のお話
鼓翼はあんまり発声が良くないかもしれない
小声ではないし早口でもないが、なんとなくだけどボソッと話すし※気のせい※、話す内容も割と短い
生来無口な方ではないが※虎嘯王は無口だが※、騒がしい類の人種ではなかった※帝だけど※
こりゃ率直に言って、鳳舞王と虎嘯王の所為なんじゃねーのって、豹變王は言ったよね
両親が互いにしか目が行ってないから※誤解ではないかも※、子どもの鼓翼が遠慮して、家族の前であんまり話ができる環境になかったんじゃないかと
鼓翼の喋り方が淡白というか、あまりハキハキとしないのは、もちろん元々のうるさくない性格も要因としてあるのかもしれないが、そうじゃないかと推測した
龍飛王が否定しなかったので、内容としては実にくだらないのだけれど、豹變王の見解は間違っていなかったようだ
声質的には子どもではないし※変声期は過ぎている※、落ち着いていて、極端に高い声ではない
それでも滅多に大きな声は出さないけれど、言いたいことははっきりと言う
学生時代は壇上でマイクを使って論文を発表したりとかしたので、極度のあがり症ではない自覚もあるにはあったが
…鼓翼は歌が下手だった(笑)
豹變王、大爆笑※失礼※
龍飛王は知識として知っているので驚かないけれど、居た堪れないような雰囲気の鼓翼にそっと視線を送った※旨そう※
今朝…というか午前中に豹變王とデート※お買い物※をした時、二人で帰りに寄ってみたんだよね
鼓翼はあんまり歌を知らないし歌い慣れてないからって言って渋ったんだけど、豹變王の強引な誘いを断れなかった…!※イケメンだし※
けど、うちに帰った後も豹變王は爆笑しているし、さすがに鼓翼も頰を膨らませたくなった
飯作らないぞ、ってしかめっ面をして凄んだら※かわいい※、なんとか笑い納めてくれたけど※鼓翼に免じて※
「カラオケに行けなくても、別に困らないだろ…」
元々そういう環境にいなかった※鼓翼は海外育ち※のも原因だし、豹變王のように一度聴いただけで歌と歌詞を覚えられるような気軽さも持ち合わせていない
台所で鼻歌を歌う時も音や歌詞の正確さを気にしたことはないし、そもそもリズムよく動くために口ずさむ程度だ
鼓翼は両親ともども口笛は吹かないし※教育※、アウトドアでアクティブな性質なのに外見はごくごく普通の少年だった※わるくいえば平凡※
鳳舞王は芸能の神らしく、実は職場で密かに評判になるほどの隠れた美声だったらしく、歌もうまかったらしい
虎嘯王もああ見えて十八番があるんだぜ、と豹變王はにこやかに話す※豹變王は虎嘯王が好き※
そういった方面は全く触れてこなかったなぁ、と鼓翼はひとりごちる
そういえば、あっち※海外※ではダンスを覚えて女子をパーティでエスコートしなければならない慣習があったから大変だった、と鼓翼は苦笑した
龍飛王は知っていたけど、ちょっとだけ目を細めた※鼓翼は女の子も好き※
「やっぱ、恥ずかしかったのか?」
豹變王はマイペースなので他人の目線は気にならない※つおい※
大変だと思うことは、最初からやらない※自由※
「…ていうか、意味があるのかな?って考えたのかも」
真面目か!!、と豹變王にすかさずツッコまれて苦笑する
女の子は好きだが、鼓翼はその頃は勉学に集中していたので、モテたいと思ったことはあまりない※一応はある※
見た目も平均的だし、背はあんまりだし※それも個性※、男としての魅力に胸を張れるような心境になかったのかもしれない
誘った女子は親の虎嘯王の顔を見て、悉くほの字になったし※虎嘯王は寡黙な眉間皺の美男※
思春期だった鼓翼のコンプレックスが、女友達ができるたびにうなぎ上りで上昇しただろう姿は想像に難くなかった※虎嘯王………※
「その点、龍飛※サー※は本場仕込みだからな」
エスコートする姿が終始様になってる、と鼓翼は屈託のない笑みで答える
世界一周以上旅行では船旅の機会も多くて、ダンスフロアのあるサロンで軽く流したこともある※鼓翼と※
そこにゃ、カラオケはなかったか、って豹變王が口を挟むと
プロの歌手がプロのバンドの前で歌うのが仕事だったからなぁ…って、鼓翼が返した
船での旅は初めてだったので、めちゃくちゃ社会勉強になったと話す
船旅は料理も飽きさせないように多国籍であるのが当たり前だし、すべてに創意と工夫が凝らされている
面白かったなぁ…と、鼓翼は買い物袋を畳みながら感慨深げに呟いた※買ってきた食材を片付けてた※
まあ、船室にいると、いくらそこが広くて豪華で色んなものが備わっていても、本格的な料理ができたりするわけではないから※要するに自炊※、勉強をする傍ら龍飛王とイチャイチャするしかなかったわけだけど(笑)
ハネムーンみたいなもんだから仕方ないか、と考えて、鼓翼は頬を染めて頭をかいた※あほ※
今だと同居人※王※が居るには居るけど、色んなところでイチャつけるから、こっちの環境の方がいいかなって
思ったことは、やっぱり居間にいた龍飛王に筒抜けだった(笑)
龍飛王はカラオケしないよなーって、台所の椅子を引っ張り出して座りこんだ豹變王がまた適当なことを言う
むしろそんな趣味があったら、上司に付き合わされる部下がいい迷惑だ
そもそもでっかい龍である龍飛王が、あんな狭い個室を好むはずがない
ライブ会場を貸し切るなんて真似は愚の骨頂だし
「歌は聴いたことはないけど、いい声だからな」
と、自分用に淹れたお茶を飲みながら鼓翼は言う
龍飛王は低くて、けれど声量がありそうな伸びのある声をしている※実は※
声質そのものに、沈むような独特の重さがあり、真実だけを口にしているからなのか、内面に響く不思議な声音だ
おまえにしか聴かせていない声ならあるぞ、と龍飛王は思う
おまえだけが欲しいと
炎のように熱く激しい滾りをのせて囁いたことは何度もある
耳に肌に内側に
鼓翼はその時は意識が半壊状態だったから覚えていないだろうけれど
おまえの中に存在を示す私に
おまえを識らせろ
知の王であるはずの龍飛王にとって、最も貪欲な欲望
その発露も、顕現も、すべては鼓翼が引き金になっていた
けれどそれをぶつけるのは鼓翼に対してだけだから、他の誰も知らなくていいことだった
当の鼓翼でさえも
龍飛王が更に目を細めて鼓翼を見ると、何も気づかなかったのか、鼓翼は「お茶のおかわり淹れてくる」と言って冷蔵庫の方へ回った※広い※
豹變王は、そういうことには鈍い鼓翼に苦笑した(笑)
で、戻ってきたら豹變王がいなくなってて、あれ?って鼓翼は首を傾げるんだけど
リビングにいる龍飛王に膝をポンポンされて※ここに来いの合図※、うーん?って思いながら座ったらいきなりエロになだれ込む
豹變王たちのために淹れたお茶はちゃんと龍飛王が受け取って、テーブルの上に置いてから
今の声優さんはあまり存じ上げていないのですが
四人の王シリーズに声を当てるとしたら今だとどんな方なんだろうなと思ったり
鼓翼は少し掠れた声だといいなぁ(笑)
擦れているのでボソッと喋る感じで
エロの時には声が高くなったりしてね※龍飛王だけは知っている※
普段はクールなんですが
…けれど、実は歌が下手だったという鼓翼でした…!
人前でも一人でも、歌い慣れていない…!
という、なんでもできない中天の王でした…!※鳳舞王とは違うので※
豹變王は明るいイケメン風の声で※凄むとこわい※
龍飛王は、くっらい声だといいと思います(笑)
亀兆王は知的でありつつも二面性のある声で
鳳舞王は普通なんだけど隠れた美声で
虎嘯王は無口なのであんまり印象に残らない大人声(爆笑)
あまりに喋らないから、虎嘯王の声ってこんな声だっけ?って、鳳舞王と豹變王と亀兆王以外からは不思議がられるくらいがいい
で、鳳舞王は虎嘯王をエロの時にいっぱい喘がせる(笑)
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