間の楔のお話
「間の楔」と書いて
「あいのくさび」、と読みます
昔の古の…というか
かなり古いBL小説で
読みきりでもあるノベルもので
時間はかかりますが
かなりすんなりと読めるお話です
名前を聞いた当時は
難しい名前のタイトルだなー
名前だけ聞いてもさっぱりわからんー
…というくらいで、
ボイスCDとかがものすごいというのを
JUNEの雑誌の紙面で見たくらいだったんですね
エロいとかいう、そういう評判でした
その後、
しばらく経ってから原作を買って
アニメビデオを買って
そしてたまに今は書籍を読み返したりしています
オリジナルのアニメビデオはめちゃくちゃ豪華で
CVが某土井先生役の関さん(受け)
攻めのイアソンが今は亡き塩沢さん
ラウールが速水さん
カッツェが田中秀幸さん
キリエが石田さん?誰だっけ?
ノリスが菊地さん
シドが確か堀さん
ガイが…森川さんかな!?
極め付けのルークが北斗の拳でおなじみの千葉さんでね…
失神するくらい凄すぎる神メンバーで
アニメ制作は当然すごいところがやってくれました
キャラの作画が超美麗…
アニメではほにゃららシーンはあやふやにされてましたが
とにかく豪華でした
…というアニメの話から入りましたが
やはり原作が今読んでも良い作品で
まずは世界観がしっかりしていることと
キャラクターの立場や心情がしっかり描かれていること
ページ数が少なく
主体となるカップリングが絡む描写は少なめなのですが
最初と途中と最後と結末で
すべてを語りきっているような作り方がうまかったですね
ネタバレになりますが
ハッピーエンドではない
ハッピーエンドです
世界観的にハッピーにはなれないお話でもあるので
二次創作とかで茶化すようなこともできない感じですかね…
シリアス…
それくらい、結構重いけれど
しっかりしたお話だし
それゆえに感動するのではないかと思われるお話になっています
決しておセンチではなく
真面目な話で、
けれど二人が二進も三進も行かない系というか(苦笑
そこに萌え萌えしつつ、
最後に
ある種の成就がある感じです
ハッピーエンド以外は読みたくない人も
納得できる形で締めくくっているので
読んだことがないという人は
何かの機会にどこかで購入できる場合は
買って読むといいと思います
個々のキャラに関してですが
主人公の受けの方のリキに
主に思い入れがあるような感じなんですが
攻めの主人公のイアソンも今読むと面白いですね
今で言う
ある意味で異種姦のカップルなんですが
事情が絡まったり
出会いが結構あっさりしてから
もつれたり…といった動きが
ことさら面白い読み物です
長編ではないのでサクッと終わりますが
やっぱり土台となっている舞台が素晴らしいので
その世界の中での恋…?…だったのかなと思うと
切なくもかなしいけれど美しいお話です
リキ大変でしたね!!
…という一言で終わるかもだけど、
イアソンとリキはいいカップリングなんですよ
決しておセンチや感傷的ではなくて
通じ合った…というのが
最後のシーンとその周辺で
伝わるようにえがかれています
もしかしたら泣くかもね!(笑)
百聞は一見に如かず
どうぞご自身の目で読んで確かめてください…!(o^^o)
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