なんか、いい雰囲気になってきました???
…という感じの、龍飛王×鼓翼です。
12月新作の『【裏本・孕ませ】四人の王〜王たちの蜜月〜』はDLsiteさんにてただいま審査中です…! 2023年12月22日(金)に販売開始したいぞ…! スタッフさん、頼むー!>_<
現代版妄想・31
鼓翼は、自分が龍飛王に性的に開拓または開発されているという自覚は少しあった。
大体、最初から身体的に教育されてるな感は持っていた。
毎回乱暴じゃなかったし、一方的に性を搾取されてはいたけど、怪我したと思ったのは本当に最初の一度きりだと思う。
あとはスムーズというか、なんかすごく上手いこと抱かれてた印象がある。※知略の勝利※
アレの形も常にすごいし※龍頭※、大きさや太さや長さも優秀だし※?※、角度もいつも一定だったと思う。セッ伏字の独特な匂いも強いわけではなかったけど、もう慣れたというか学習した。
最近のエッチの最中の記憶は大抵朧げなんだけど、気持ちよくて体が溶けて終始イキ続けてるみたいな感覚は、脳裏にも細胞にも痕跡として残っている。
イくことを知って以降の自分の抱かれる側としての進歩がやばいなとは思うけど※龍飛王に開発されたなら仕方ない※、もうしょうがないなって半ば諦めてた。
イきまくってイかされまくっている時は、龍飛王が本気で自分を、体ごと口説いてるんだなって考えることにした。
そしてそれに抵抗することは無意味だなって考えた。※そこがなんか惚れてるムーブなのかな※
だから鼓翼は、ゴムなしセッ伏字はやっぱりいやだけど、龍飛王のことは体を通して好きになりかけているんじゃないかと感じていた。
やはり、龍飛王に仕込まれてしまったんだろうか…?
龍飛王の方も、実は結構あり得ないことになってるな、という自覚があった(笑)※おまえもか!※
仕事に向かう途中も仕事中も、鼓翼と自分が寝ている※セッ伏字真っ只中の※光景が目に浮かぶ。
少年然とした体躯を持つ鼓翼のアレな※メスっぽい※声とか思い出すと、無性に家に帰ってヤりたくなるので故意に避けているけれど、さっさと帰宅して鼓翼の作るご飯を食べて鼓翼を押し伏せて鼓翼と徹夜で※あかん※性行為だけをしたくてヤりたくてヤりたくて仕方がなかった。
身も蓋もない言い方をすれば、龍飛王は完全に鼓翼に対して発情していた。
冷静冷徹無表情無感動の龍飛王は、高級なスーツの下に、鳳舞王並のどエロい炎を隠していた(笑)
でも鳳舞王よりも更に輪をかけてクールな見た目と装いと佇まいだったから、そんなことに気づく輩はいない。
亀兆王はのんびりしている場合もあるし※龍飛王に対して※、鼓翼もそんなことは全然気にも留めていないと思う。※普段通りだなって思っていそう※
でも、龍飛王は毎日毎晩毎朝いたしたかった。
鼓翼を清潔なベッドの上に横たわらせてあらゆる角度から鼓翼のアソコをハメ抜いて突いておかして、自分の精伏字を四六時中、上下の口で※エロい!※欲しがらせて、毎分毎秒腕の中でイかせたかった。
そう思いつつ、仕事をしていた。※淫欲の王※
でもお勉強会の時だけは鼓翼も龍飛王も集中していたのでエロ・モードはなりを潜めるんだけど、それ以外では大体鼓翼に対して発情していた。
鼓翼本人には言わないけども…!
鼓翼のカラダに溺れているというよりも、完全にヤる気しかなかった。※ナニを※
そんな龍飛王は、鼓翼を好きだという自意識以上のものを鼓翼に対して持っていた。
要するに、深入りしてのめり込んでいるということに他ならないのかもしれない。
表面上はともかく、少なくとも内面では。
龍飛王と鼓翼の二人に共通していることは、互いに「全然そんなことないよ※ラブラブじゃないよ※」と勘違いをしているところかもしれない。
鼓翼は豹變王と連れ立って、作り置きの食材の買い出しに来ていた。
豹變王は自分のための食事だしと、快く荷物持ちの役を引き受けてくれた。※買い出しも自己負担※
定期のお届け便とかを利用しても構わなかったんだけど、豹變王にとっては週に一度のデートでもある。気晴らしもあるし、もちろん鼓翼の様子を窺うためでもあった。
鼓翼の雇用主とは直に会えなかったが、平日の昼間に豹變王は例の内装工事中の店には案内された。
その場に立ち会った亀兆王が、完璧なまでに龍飛王の代理を務めたあげことは言うまでもない。
鼓翼は亀兆王の本気※仕事振り※を初めて実際に見たが、相手をする豹變王が気の毒になるくらいこわかった(笑)
…というか、マジ・モードの亀兆王は※死の王だから※豹變王に負けず劣らずの敏腕で、あと、にこりとも笑わなかった。
これには鼓翼がびっくりして、お店で見た亀兆王の態度や応対とは180度異なっていたので、本当に心底豹變王に同情した。※豹變王もこわいから大丈夫(笑)※
おそらくプライベートで二人が会えば、また違ったのかもしれないけれど、マジな亀兆王とマジな豹變王の言葉なき応酬を鼓翼一人が目撃してしまった感はあった。
亀兆王は龍飛王の代理を最後まで立派に勤め上げ、豹變王の疑問をすべてその場で払拭した。
雇用面での説明から始め、鼓翼に任せる予定の店のプランや詳細。今後の展開や方針。鼓翼に寄せる期待と投資。働きがよければ将来的に資金を返済させて店の権利を譲るという話まで出た。
鼓翼はそこまでしてくれなくてもいいと思ったが、そこらへんの話は出資者で雇用主である龍飛王と直接した方がいいだろうと考えて黙っておいた。
鼓翼を力ずくで囲っているわけではなく、腕を見込んで、その上で出資し、投資しているのだと説明をした。
損得でいえば、立派に龍飛王の益になるという論法だろう。
話の中には確かに矛盾はある。
けれど、鼓翼は今も龍飛王のもとで、龍飛王自身の力を借りて※知恵を得て※資格その他の技能を無償で身につけているので、一方的な搾取ではない。
鼓翼は敢えてあまり口を挟まなかったが、豹變王とともに龍飛王の考えを亀兆王の弁を通して耳にする形になった。
豹變王は二、三質問をしたが、亀兆王の反論を許さない※すごい※的確な返答の前に、口元を苦笑いで歪めるだけに留めた。
とりあえず、王同士の会話は互いに一歩も譲らずこわかった(笑)
道理だけでは、知略に勝てないみたいな感じなのかなと。
駆け引きや計略の上では、龍飛王に敵う王は技能で勝る鳳舞王くらいしかいないのでは。
鼓翼は、龍飛王に無理矢理手篭めにされたことを誰にも訴えていなかった。
豹變王からも、直に訊かれたわけではない。
ただ、そのうち問い詰められるだろうなと思っていた。
良いのか?、って。
良いもわるいも、懐柔されてしまったので※エロで、ではなく※、鼓翼はこうなって良かったのではないかと考えてしまった。
それこそ、あちらさんの計略通りじゃねーか、と、豹變王は言うのだろうけど、今の…というか、鼓翼がセッ伏字の快感に目覚めてからの龍飛王は、ただひたすら、ほんとに自身に傾倒しているな感があった。※肌を通して伝わるというか※
愛とか恋とかはよくわからないけれど、亀兆王以上に、と言うと傲慢だけれど、なんか、めちゃくちゃ自分にハマってしまっているんじゃないのかと感じている。
それは他聞に漏れず、セッ伏字でもそれ以外でも、鼓翼自らにも当てはまっていた事柄だったけれど。
正確に「お付き合いしてください」と龍飛王から言われたわけではないが、仮にもしそんなことを言われる機会があるのだとすれば、「いいぜ」と鼓翼は答えるだろうと思った。
なんでそう思ったのかは、鼓翼にもわからない。
あるいは、わかろうとしていないのかもしれない。※照れで※
要するに、これは龍飛王と鼓翼の、二人だけの問題だという解釈でいた。
豹變王は、そんな不甲斐ない鼓翼に不満を隠さないかもしれない。
龍飛王は、豹變王のお気に入りの鼓翼をまんまとハメてモノにしたんだから。
鼓翼は、そうじゃない※そうだという自覚はあるけれど※と言うのかもしれないけれど、当事者ではない豹變王はそう考えてる。
でもまあ、虎嘯王がその話を聞いたとしても、「当人たちの問題だな」と一言で一蹴してしまうと思う。※恋愛は現実主義(笑)※
鼓翼と恋愛関係にならなかった豹變王は、間違いなくただの保護者で部外者だったから。かなしいけども…!
仮にもしも豹變王が鼓翼を龍飛王より先に口説き落としていたら、鼓翼は豹變王といい関係※恋人同士※になれたかもしれないけれど、鼓翼は鳳舞王から聞いちゃったんだよね。
なんで鳳舞王は豹變王と仲がわるそうなんだ?、ってこの前の通話で尋ねたら、豹變王は今も虎嘯王に懸想してるって教えてもらった。※間違いではない※
その言い方が少しも感情を伴っていなかったから※鳳舞王のガチ・コメント※、あ、はい、って鼓翼は素直に納得した。
友人に恋慕する※し続ける※豹變王は、やっぱり恋愛対象にならないと思うぞ…!
「おまえと付き合ったら忘れられる」とか言って口説いても、鼓翼は、あやしいなーって思ったと思う。※正しい※
心の底からは豹變王の言葉を信用できないので、それなら普通の関係のままでいいと。すごく合理的に考えて、豹變王を振ると思う。
でも、性格等は大好きなので世話は焼く。
豹變王は虎嘯王のことがずっと好きな王というのは、本編である【四人の王】でも【現代版妄想】でも不変で、そこが豹變王というキャラクターの本質なのではないかと。
昔からずっと、一目見た時から虎嘯王が好きでお気に入り。
それでいいんじゃないかと。※そして鼓翼とは根っから気が合う王※
てことで、マンションに戻る前にゲーム・センターに寄ってカプセル・トイを選んで引いたりして遊んだ。恋人同士というより、気の合う友人や仲のいい親戚同士といった仲。
でもたまに豹變王もガチ・モードになって、鼓翼の側に近寄るんだよね。
恋愛関係風に、鼓翼の背後から腕を伸ばして、クレーンゲームの操作を指示したりする。※親子?(笑)※
鼓翼の米神に頬を当てたりして、スキンシップする。※虎嘯王に対するよりも大人しめ※
鼓翼は特段いやがらず、そのままにしておく。
龍飛王がそれを見たら、ムッとはしないと思うけど※鳳舞王よりも無感動※、その夜は※朝も※鼓翼をこってりと奥の隅々まで種付けると思う(笑)
おまえを最も欲しがっているのは自分だと諭すように。
とはいえ、鼓翼は心の底から笑って、豹變王とのデートを楽しんだ。
鼓翼って、なんとなく豹變王より、ある意味で大人かもしれない。
そして無自覚の小悪魔かも!?
でもやっぱり鼓翼が一番気になるのは、龍飛王のことなんだろうなと思う。
それが、龍飛王の持つ魅力なのかも。
年内にもしこちらの『現代版妄想』が完結しそうであれば(勢いに乗って完結させたい!)、龍飛王×鼓翼編の作品化も早めにしちゃいたいところです。
サクサクやって、2024年の新作となるコミックの作成作業に専念できれば…!
1月は確定申告の作業もあるので、さくさく、さくさく!(希望!)
ちょっとがんばってみます…!
てことで、つづく…!
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[現代版妄想]【裏本・孕ませ】四人の王〜王たちの蜜月〜
[現代版妄想](ファイナル)【裏本・創始の闇】四人の王〜王たちの蜜月〜
【本編】四人の王・秘史〜鳳舞王・王たちの蜜月〜
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