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2023年12月09日

【四人の王】【妄想】【豹虎】その20

【四人の王】妄想です。
ついに始まる、豹變王と鼓翼の対決!?

どうでもいいですが、牛蒡が安かったので買ってきたのですが、おいしいですね…(笑)
豚肉を巻いて焼きたい、マヨネーズ和えのサラダで食べたい…とかいろんなレパートリーを思い浮かべました。切り方によっていくつものおかずが出来上がるというか。
今の時期は特に根菜を食べると体が温まります…!


現代版妄想・20


豹變王vs鼓翼。
書いてる側もどうなるのかわからない、ドキドキの展開です(笑)
うひー! がんばれー、二人ともー!!



約束の時間に帰宅すると、豹變王は黙り込んだままリビングで待っていた。
こ、こわい…!!
あの豹變王が沈黙しているということ自体がおそろしい…!


虎嘯王なら豹變王を怒らせることはないんだけど※むしろ豹變王が虎嘯王に対しては怒られ芸なので※、だからこそ、素の豹變王を相手にしなきゃならない鼓翼は自業自得なんだけど、気の毒ではある…。全部、龍飛王の所為にしちゃえば良いのにね。


居間にはソファが一個しかなかったので、鼓翼は「ただいま」と言ってから、豹變王の横に腰かけた。
手荷物は龍飛王のところに仕事のつもりで向かう際に持ち出した簡易なバッグだけだったので、足元に置いた。

豹變王は一応、おかえり、とは言ってくれた。
けれど、機嫌の良いわるいで言えば、そのどちらでもなかったのかもしれない。
鼓翼はもはや、断罪されるためにこの場に戻ってきたような心地だった。…龍飛王の所為なのに!(笑)


「仕事か?」

豹變王は鼓翼の方を見ずに、そう問うた。
これまでの無断外泊の理由を指しているのだろう。
鼓翼が首肯すると、豹變王は深い溜息を吐いた。

「すぐに連絡を寄越さなかった理由を聞いても良いか?」

出かけるときは、遅くなるかもしれない、と前以て鼓翼は断っていた。
外泊を宣言していたわけでも、豹變王がそれを許可した覚えもない。

何があった?、と豹變王は、『普段通りの声で』尋ねた。

「新しい用事を持ちかけられて…」

依頼された仕事が終わった後に、新たに雇用を持ちかけられたと。
ヘッドハンティングをその場でされたようなものか、と、豹變王は言った。
鼓翼は、躊躇なく頷いた。
豹變王に考える隙を与えてはいけないと思ったからだ。

「急いで準備が必要になる仕事だったから、連絡できずにいた」

すまない、と。

鼓翼が頭を下げようとした瞬間、胸倉を片手で掴まれた。
鼓翼、びっくり。※そりゃそうだ!※

片腕で鼓翼の襟元を掴んだ豹變王は、上から鼓翼を見下ろしたんだよね。
頭上からの視線がすごい見下したような目つきに見えたのは、豹變王が怒っているからだったんだけど、それを鼓翼は自分に対しての憤りだと思った。
でも、豹變王は鼓翼よりも賢しい。※さかしい※
目の付け所、嗅覚が天性のものだった。※さすが中央の王※

豹變王は鼓翼の見慣れない服の襟の内側にある赤い痕を見つけたんだよね。
予想通りというか、やっぱりな、って思ってたと思う。
で、目を細めて低く呟いた。

「相手は誰だ?」って。

鼓翼はさすがにその時は何のことを言っているのかわからなくて、え?、って首を傾げた。※体に頓着しないのかな※
豹變王はその疑問が芝居じゃないってことがわかって、更に怒気を募らせた。
そういう方面に疎い鼓翼をハメて、まんまとしてヤった奴に対して。

次に豹變王から出た言葉はもう、疑問形じゃなかった。※要するに強要※

「おまえの雇い主の名前を聞いてもいいか」

そこでようやく、鼓翼は自分の肌の上を確認した。
龍飛王が付けたであろう※鼓翼は自覚なし※、なんか知らないけど虎嘯王の体にもよくあったような気がするなーって感じのそれを見つけて、ぎょっとする。

びっくりした。
もう、心底から、寿命が2日くらい短くなった気がした。※短い!※
豹變王の態度もすでに理性が臨界に近い感じで、体の痣と交互に見比べて、鼓翼の心臓がギュッと縮まった。

そいつと寝たんだな?、って、直に豹變王から確認されたようなものだった。

敢えて直接は言わなかったけれど、豹變王はそうだと断定している。
鼓翼は逃げ口上を思いつくことすらできなかった。※大当たり過ぎて※

鼓翼が、四つ足の肉食獣※豹※に首根っこに噛み付かれたうさぎよろしく※虎だけど※、刮目したまま言葉を失っていることに気づいて、豹變王はちょっと力を緩めた。
自身の怒りの矛先は、眼下の鼓翼に対して向けているわけではなかったから。

鼓翼は言わば被害者で、悪者※鼓翼をハメた男※は別にいると。
正しくそのことを理解しているから、豹變王は掴んでいた鼓翼の服から手を引いた。

解放されて少しホッとした鼓翼を、今度はソファの隅に追い詰める。
細身だが逞しい両腕を椅子の横と背もたれに突いて、豹變王は相手の逃げ場を奪った。
鼓翼の真ん前に顔を突き出し、唇を寄せ、豹變王は低く問いかけた。


「俺と寝るか?」

言外に、抱いてやろうか?、と豹變王は鼓翼に尋ねた。

初めての男を忘れるために、自分が鼓翼を抱いてやろうと豹變王は言ったんだよね。
明らかに一方的な考え方だったけれど、豹變王は何が愛情が伴った行為なのかを鼓翼に知らせたかった。そのために、セッ伏字を持ちかけた。
それと一緒に、もし自分と恋仲になるなら、正式に鼓翼を守ってやれるとも考えたんだよね。

二人の間の距離は、豹變王が鼓翼をソファの隅に追い詰めて、間近で顔を見つめているから超絶に至近距離だった。
鼓翼は驚いた顔のままで、パニックになりながらも必死に豹變王の言ったことを反芻しているようだった。
有無を言わせず事に及んでも良かったが、それだと鼓翼があまりにも気の毒で※誰彼構わず無理矢理致されてるのだとしたら※、豹變王は先に進むのを躊躇した。


「あ………」

やっとのことで、鼓翼は声を発した。
驚きすぎて、相変わらず胸とか頭とかに響いてる鼓動の音がやたらと早くて激しいし、近距離で見る豹變王の真剣だが艶っぽい容貌も長いこと正視できない。
こうして誰かに口説かれた経験もなかったから※男相手にあるはずがない(笑)※、何もかもが未体験で、何でもいいから藁にもすがる思いだった。

そりゃ、豹變王とヤれたらいいのかもしれない。
豹變王と恋人同士になってしまえたらよかったのかもしれない。
龍飛王に強伏字されたこともすべてなかったことにして、全部ここで清算して、逃げてしまえば。


逃げる?
誰から?、って、鼓翼はふと思った。


鼓翼のちょっと混乱しかけた脳裏に、何の表情も浮かべない龍飛王の顔がぽっと浮かんで、なんだろな?、って胸中で鼓翼はまたしても首を傾げた。
豹變王が近くにいて、今にも鼻先が届きそうな距離なのに、なぜか鼓翼は龍飛王のことを思い出した。


何も考えていなさそうで、実際には思慮があって、独裁者みたいな見識や言動もある、昏い蒼紺の髪色の男。

相手が自分を必要だと見出した理由が、そういえば「すべてだ」と言っていたような気がする。


すべてって、なんだろう?
自分にそんな価値があるのかなって、鼓翼は真っ先にそれを考えた。
あの龍飛王にとって、抱き人形扱いする以上の何かが、他にあるんだろうかと。

だとしたら、同情や憐憫で豹變王と関係を持つことは、してはいけないんじゃないかって。

そりゃあ、付き合いやすい豹變王と、仮にそういう関係になれたら良かった。
毎日笑い合って、話題に事欠かなくて、一緒に遊んでショッピングもゲームもして、お菓子も食べれる。夜の相性も良ければ他に言うことはない。※知らんけど(笑)※

でも、なぜか鼓翼は豹變王の提案にどうしても頷くことができなかった。
何かがブレーキをかけてて、その正体が具体的にはわからない。
ただ、龍飛王の孤独で静謐な背の高い容姿だけが頭の中に思い浮かんだ。※刷り込み?※


豹變王に対して、鼓翼は自分の思考に若干驚きながら、首を横に振ったんだよね。
精一杯の、だめだっていう拒絶。
豹變王が力ずくでヤろうと思えば、難なく反故にしてしまえるような微弱な反論だった。
けれど、明確な意思表示。

豹變王はしばらくの間、鼓翼を見つめてから、やがてめっちゃ深いため息を吐いた。

こんなにおさないんだなっていう事実の再認識と、やっぱり鼓翼をヤった奴を許せねぇと感じたからかもだ。
最初に鼓翼の体に手をつけて楔を打ち込み馴らしてしまえば、雛鳥※仔虎※への刷り込み同様に懐柔できると考えた奴の腹黒さを豹變王は心底から呪った。

だったら先にこっちから手を出して、鼓翼を囲っておけば良かったとも考えた。
そうすれば、わるい虫※龍※に目をつけられることはなかったかもしれない。

手をこまねいているから横からかっ攫われたりするんだ。かつての虎嘯王みたいに。※虎嘯王は豹變王に恋してなかったから無理だと思うけど(笑)※
ていうか、鼓翼はその友人の子なんですけどね!? 一応豹變王は保護者代わりだし!(笑)


豹變王は今の鼓翼があんまりにも気の毒で※龍飛王と三角関係になったらもっとかわいそうだと思うけど※、いっそこのままここで鼓翼を無理矢理手篭めにしておかしてもいいんじゃないかとすら考えた。
裸にひん剥くまでもなく、下を脱がしていきり立ったものをさっさとその内側に挿入してセッ伏字して種付けてしまえば済むんじゃないかと。※ひど!※

そうすれば、鼓翼を襲った奴との違いが明確に分かるはずだと。
愛する行為が実際にどんなものなのか、豹變王は鼓翼に実力行使でもいいから伝えたかった。

でも、大人だから。

虎嘯王にバレてもいいやとは思ったけど※鼓翼と寝たことが※、鼓翼本人が良いと承諾していないのに致しても、そんなのは傀儡の真似事だって、豹變王のプライドは考えたよね。

遊びでヤるならそれでもいいけれど、鼓翼にとってはそうじゃない。
だとしたら、手が出せねーって、豹變王は豹變王なりの流儀を貫いた。



「逃げたくなったら、いつでも来い」

望んだときに、いつでもしっかりと抱いてやる、って、豹變王は言った。※なんとなくその場で立ったまましっかりと致しそう(笑)※
自身の竿を安売りをしているんじゃなくて、心の底から鼓翼を大事にしたいと思ったから。

それで鼓翼との関係が深まっても全然構わないと、豹變王はかなり真面目に考えた。
珍しいことなんだけど、豹變王のことをよく知ってる虎嘯王ならきっと驚くと思う。そして苦笑すると思う。※豹變王らしいな、って意味で※
ある意味、勝手な男ではあるけども(笑)

鼓翼は多分、逃げ出したくなるようなことにはならないと思ったけど※龍飛王とのやり取りを回想して※、わかった、と豹變王に言った。


なんていうか、鼓翼は生意気そうな見た目なのに、そういうところがいじらしくてね。
豹變王は堪らず、鼓翼をぎゅーっと抱きしめた。
あんまりかわいそうすぎて。

レ伏字されたんだって明らかにわかるのに、健気過ぎだろって思って。
ソファが軋んだけど、それだけで今回は鼓翼を立てて、ハメた奴をひとまずは放免してやった。


でも絶対に鼓翼は今は幸せじゃないんだろうとも、豹變王は考えた。
だって、セッ伏字してオトナになったはずなのに、全然おさなさが抜けきってないんだもん。本当のエロいえっちをしてないから、今もあほみたい※言い過ぎ(笑)※に無邪気でいられるんだろうと思う。だからこそ、豹變王は俺と寝るか? って持ちかけた。

俺の恋人になれば、鳳舞王が虎嘯王にそうしたように、毎日飽きるくらいエロいことをしてエロしまくって、デートもして笑い合って、愛してやれるのに。


鼓翼は龍飛王に抱きしめられたことがないから※鳳舞王と虎嘯王には二人のこどもだから何度もあるけど※、あーって、なんか思った。
豹變王は甲斐性があるなぁと思ったのかもだ(笑)

そうだよ、実は気分屋だけど豹變王は結構甲斐性があるんだよ…!※王だから※


もし龍飛王にこうされたらどう感じるんだろうなぁ、って、鼓翼は不可解な気持ちで考えた。※そっち!?※



龍飛王が鼓翼に本気じゃなかったら、豹變王は鼓翼を遠慮なく攫うってよ!
寝取る気満々の豹變王だけれど、多分大丈夫なのではないかと。
鼓翼の気持ちと一緒に、今後は龍飛王の心を読み解いて行かなきゃですな…!


しかし、豹變王はほんとに自由人(笑)
白にも黒にも何にでもなれる心根のキャラクターかもです。
節操がないと思われるけど、豹變王なりの流儀があるみたいな。※気に入った相手とはいえ承諾なしにはヤらない※
鼓翼がお気に入りなのは、本編の豹文や雪膚と一緒。好きなのはずっと虎嘯王ですが(笑)

そして改めて考えてみたら、雪膚がやはり豹變王本体に近いみたいです。
雪膚は、豹文ほど自由度がない豹變王みたいな感じ。鼓翼が中天を統治する面での良き相談相手。※豹變王は中央の土地の王だったので※


てことで、豹變王と鼓翼のえっちは未遂に終わりましたとさ…!

いやはや…鼓翼はそれでよかったのかな…という思いはありつつ。


つづく…!


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posted by 水堂とらく@はりこのとら紙老虎 at 07:32 | 日々の徒然2023
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