明日の更新はムフフです…!
DLsiteさんで予告中の【裏本・創世】をお気に入りに入れてくださった方にはありがとうございます…!
リーマン鳳虎・57
三軒目の宿泊先は、なんと。
ロッジのあるコテージに泊まるという、超贅沢!
近場に温泉もあって、もちろんお風呂も建物の中にある。
冷蔵庫の中の食材を好きなだけ使えて※使った分をチェックアウト時に支払う※、足を伸ばせばちょっとした市街地で自分で買い足すこともできた。
鳳虎の二人は、ここで何泊かして年を越すらしい。
やっと、誰の目も気にせずいちゃつける夢の空間にやって来た…!
よく予約できたなぁと思ったんだけど、観光地ではない山に囲まれた場所だからかな、と虎嘯王は思った。
簡易だけど擬似の同棲生活みたいに過ごせて、レンタカーを使って外で食事をしてもいいけれど建物の中で自炊もできるから、虎嘯王は今こそ腕を振るわねば※料理の腕は普通※と思ったりもした。
暖炉もあって、薪も用意されてて、とても雰囲気が良かった。
周りは薄く雪が積もっていたけど、温泉が湧いている場所への道は地元の人たちの手でしっかりと整備されているようだった※そこは無人なんだけど※
鳳舞王には少し寒かったようだけれど、外の用事は自分がやるから、と言って虎嘯王はとにかく近辺を探索した。
あまり気負うと疲れるぞ、と鳳舞王は思ったけれど、そうなれば付きっきりで看病するつもりなので、いいか、と思った※飼い主だから※
やっと、やっと、虎嘯王を独占できる空間にやって来れた…!!
鳳舞王の外見は相変わらず物静かだったけど、結構心の中ではガッツ・ポーズしていたかもしれない(笑)
キスマークをどこにいくらつけても誰にも見咎められないし※飽くまで虎嘯王の体面のため※、朝まで寝過ごしてもスケジュールには影響しないし、なんなら昼までベッドの上でいちゃいちゃしてても誰も文句を言わない。
虎嘯王がお腹を空かせたら簡単な食事も作るし、もっとアレをやりたいと言ったら、あらゆる場所で繋がってもいい※創世の王さん?※
我ながら完璧な作戦だとそこまでは自惚れなかったけど、かなり周到に計画を整えていた鳳舞王(笑)
エロいことをしたいんだ、虎嘯王とほんとに二人きりで。
その思いが、このコテージでの宿泊にめちゃんこ詰まっていた…!
呑気に※?※自炊や掃除や洗濯※備え付けの電化製品は自由に使える※をがんばるぞ、と意気込んでいる虎嘯王はその事実にはまだ気づかなかった。
で、ひと通り見物した虎嘯王が戻ってきたんだけど、なんだか慌てててね。
なんだろな、って鳳舞王が思ったら、アパートにある家電より高機能すぎて自分には扱えないかもしれない、と言って目を逸らした。
あほなのか(笑)アプリと声で操作すればいいんだよ…多分…
鳳舞王は無言で、虎嘯王の肩を撫でてあげた※あほっプル※
虎嘯王のちょっとなで肩の肩は、服の上からでも触り心地が良かった。※あほ!※
リビングのようなところの暖炉にはチェックインする前から火が入れてあって、実はホテルの方で機械で管理していたりする。けれど雰囲気を大切にするために、宿泊客が薪をくべられるように準備されていた。
外観は至極自然派なのに、めっちゃ最先端の技術で管理運営されている宿泊施設だなぁ、というのが虎嘯王の感想だった。
カップルや家族向けなので浴槽も広いし、ジャグジーもついてる。
それなりに奮発したので妥当とはいえ、予想していた以上に虎嘯王は満足した※まだ到着したばかりなのに※
人里から離れているので、夜には天空にたくさんの星が輝く。
二階のベランダにはなんと、星空や天体を見るための望遠鏡まであった。
周囲には走れるような場所はないが※雪もあるし※、ストレッチに勤しむスペースもきちんと備えられているので問題はない。
ベッドもソファもあるし、寝袋もあるから色んな楽しみ方ができそうだ。
鳳舞王にとっては、虎嘯王と快適に※えっちをして※過ごせれば何の問題もなかったが、やはり雰囲気づくりは重要だと考えたんだろう。
大事なお嫁さんには自分が納得できるような愛の巣で、安心して気分良く交尾してもらいたいという雄心だった(笑)
たまにちょいちょい、鳳虎動物妄想が挟まる変なお話。
夕ご飯はひとまず、長距離の移動の疲れもあるだろうということで、街まで降りて外食をすることに。※車は借りて、鳳舞王が運転したよ※
そして一人だけだとわるいので※運転している鳳舞王を気遣って※、お酒を飲まずに帰還した二人。
暖炉の前で語らってさー、椅子もあるから椅子に腰掛ければいいのに、胡座掻いたり足を伸ばしたりして、同年代※鳳舞王は年上だけど※の友人同士みたいに少しおしゃべりする。
で、話す内容が途切れて、でも鳳虎は話をしなくてもいい雰囲気なので、虎嘯王は鳳舞王の伸ばした足に頭を乗せて寝転ぶ。ねこだけに(笑)
鳳舞王は虎嘯王の髪を掬っては優しく撫でて、またまたいい雰囲気になる。
リビングには毛の長いラグが敷いてあるので、寒いことはない※実はエアコンも床暖房も完備されているので室温が一定に保たれている※
ので、お風呂に入る前に、その場で致しちゃう(笑)
だって、鳳舞王はこの時を待ってたんだよ!?
鳳舞王に上になられて、虎嘯王も、わーって、内心なる。
ええ…、ぱちぱち音がする暖炉の前で…なんだこれ、どんなシチュエーションなんだって思いながら。
エロのシチュエーションですわ!!※即答※
続きはまた後日!
つづく…!
虎嘯王が自炊するよりも、鳳舞王に作らせた方が
色んな多国籍料理※つまみ程度※を作ってもらえそうな気がする。
でも虎嘯王は海外に行くって鳳舞王から聞かされた時から国内の料理を重点的に身につけていそうなんだよね。角煮作りとか、男料理ではあるんだけど。
鳳舞王は特段郷土料理には興味がなくて、どちらかと言うと郷に入りては郷に従えの精神で、簡素な地元の食事で満足しそう。
でも部活の思い出もあるし、コンビニのおにぎりとかは普通に好きそうではある。
にゃんこ※虎嘯王※が握ったおにぎり※具はお肉かな…※を食べる鳳舞王と鼓翼。
かわいいな…げふん!
あまり家事の腕は優秀ではないけど※所詮は男料理※、がんばる虎嘯王おかあさんでした。
って、どんな妄想!??
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